Illustratorでアートボードの移動・複製時に、非表示オブジェクトを含めるためのオプション
この記事内の目次
Illustrator CC 2018/2019では、アートボードの移動・複製時に、非表示オブジェクト([隠す]を適用したオブジェクト)を含めることができるようになりました。
デフォルトではオフになっていますので、環境設定の[選択範囲·アンカー表示]カテゴリの[ロックまたは非表示オブジェクトをアートボードと一緒に移動]オプションをオンにします。
なお、Illustrator CC 2018では、[ロックされた非表示のオブジェクトと一緒に移動]という文言になっています。
英語版は、いずれも「Move Locked And HiddenArtwork With Artboard」です。
「Illustrator CC 2017でもできなかったっけ?」
[アートボードツール]を選択したとき、次をオンにすればロックされたオブジェクトは一緒に移動しました(文言は異なりますが、同じもので連動しています)。
- コントロールパネルの[オブジェクトと一緒に移動またはコピー]
- [プロパティ]パネルの[アートボードと一緒に移動]オプション
ただし、非表示のオブジェクトは対象外でした。Illustrator CC 2018/2019では、環境設定で変更することで可能になりました。
なお、Illustrator CC 2019で[ロックまたは非表示オブジェクトをアートボードと一緒に移動]オプションをオンにしても、この[アートボードと一緒に移動]オプションにしなければ、非表示のオブジェクトは移動しませんのでご注意ください。