【解決】Illustrator 24.2の整列の関しての不具合。アドビの開発者もバグと認めているのでUserVoiceで投票して優先度を上げましょう

【追記】6月30日の夜に24.2.1がダウンロード可能になり、整列のキーオブジェクトに関する問題は解決しました。


Illustrator 24.2からオブジェクトがひとつだけのとき、自動的に対象がアートボードになりました。

これによって、対象オブジェクトをグループ化すれば、スクリプトなしでアートボードへの整列が可能です。

ここまではよかったのですが、キーオブジェクトの扱いがおかしくなってしまいました…

投票しましょう!

気が狂うほどの状況ですが、IllustratorのSr Product Manager(上級プロダクトマネージャー)の方も”This is a bug.”と認識されているようです。

「レビュー中」となっていますし、早々に直るのではないかと予想しますが、より優先度を上げるためにUserVoiceで「投票」しましょう!

UserVoice

いま、アドビの開発者はUserVoiceをきちんと読んでくださっているらしく、投票数が多いほど、実際に優先順位が上がるようなのです。

コメントは不要、ただ、アカウントを作って[投票](Vote)ボタンをクリックするだけですので、ぜひご協力ください!

症状(1)

いったんキーオブジェクトを設定すると、それ以降、別のオブジェクトを選択すると最前面のオブジェクトがキーオブジェクトになってしまいます。

[整列]パネルの右下で「選択範囲に整列」に変更しない限り、次のアラートが表示され、整列を行うことができません…

回避策

  • 極力、キーオブジェクトを使わない
  • オブジェクトを選択後、改めて自分でキーオブジェクトにすべきオブジェクトをクリックする
  • [整列]パネルを常に開いておき、キーオブジェクトを設定したら、[整列の対象]で「選択範囲に整列」に変更する

症状(2)

最前面にパスがあり、そのパスの一部のアンカーポイントとテキストを選択したときに、次のアラートが表示されてしまう。

回避策

  • パスを背面に送る

一番の回避策

致命的すぎて仕事にならないので、これが直るまでは古いバージョンに戻すのがいいかも…

追記:

あー!これも…