Illustratorのカスタムツールバーを利用して、使わないツールを非表示にする

上司ニシグチさんが、こんなツイートをされていました。

ツールバーの中央に鎮座する[遠近グリッドツール]。急いでいるときほどクリックしてしまいますよね…

でも、遠近グリッドの消し方を覚えるより、クリックしないように環境を整備する方がよいと思うんです。

Illustrator CC 2019では、カスタムツールバーを使うことで、よく使うツールだけにアクセスすることができます。

基本と詳細設定

[ウィンドウ]メニューの[ツールバー]にある「基本」と「基本と詳細設定」は、あらかじめ用意されているもので、消すことはできません。

  • 基本:アドビセクレクション
  • 詳細設定:全部入り

オススメは併用

実際の運用としては、カスタムツールバーと「詳細設定」の2つのツールバーを並べて使うのがオススメです。

  • 普段使い:カスタムツールバー
  • レアケース:「詳細設定」

「基本」やカスタムツールバーだと、そこにないツールを使うとき、「詳細設定」を出す必要があり、面倒です。

備考

昨年(2018年)のリリース時に、こちらにもまとめました。

「詳細設定」は、アドビの新機能ページでは「高度」となっています。いずれにせよ、実質は「全部入り」ですので、どちらのローカライズもイケていません。