Illustrator CC 2019の困ったツールバーの仕様
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2014年リリースのIllustrator CC(17.1)で「カスタムツールパネル」機能があったのですが、なぜか、Illustrator CC 2019で、新しいものに置き換わりました。
「Photoshopと同じ仕様にしたんだ!」と思いましたが、Photoshopとは異なり、縦割り行政マインドを発揮しています。
何が困るのか?
Illustrator CC 2019から、ツールバー内のツールをドラッグすると、ツールの位置が変わってしまうんです。
「このツールがなくなった!」という場合には、ほかのツールのサブツールに紛れてしまっていたりします。
リセット方法
次の手順で行います。
- ツールバー最下部の[…]をクリック
- 右側に表示される[すべてのツール]右上の[≡]をクリック
- 表示されるメニューの[リセット]をクリック
ロックする方法はないの?
残念ながらありません。
なんとかならないの?
お~まちさんが苦肉の策で回避方法を考案されました。
「基本」と「詳細設定」って?
[ウィンドウ]メニューの[ツール]の[基本]、[詳細設定]のローカライズがトリッキーです。
- [基本]:最小セット
- [詳細設定]:全部入り
英語版では次のようになっています。
- [基本]:Basic
- [詳細設定]:Advanced
追記(2019年2月8日):
アドビの人によると、もうじき出るアップデータにて、この問題は修正されているとのことです。 ナイス!
追記(2019年2月12日):
2月12日にリリースされた23.0.2で修正されています。