Illustratorで立方体の見取図を描く
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次のような立方体の見取図をIllustratorで描く方法について考えました。
ss20190422-003751 from swwwitch on Vimeo.
手順(見取図を描く)
パスファインダーの[アウトライン]、[分割]を使い分けます。
- 長方形を描画する
- option + ドラッグで複製する
- 2つの長方形を選択し、[コピー]する
- [ダイレクト選択ツール]で横線を選択し、削除する
- [選択ツール]で左の2つの直接を選択し、command + Jで連結する
- 再度、command + Jで連結する
右側の2つの罫線も連結して長方形にする
[同じ位置にペースト]を実行して、[コピー]しておいた2つの長方形をペーストする
- パスファインダーの[アウトライン]を実行する
- (奥の線を)破線に設定する
- 分割されている線を連結する(複数選択してcommand + J)
- 3つの罫線を選択し[隠す]
- パスファインダーの[分割]を実行する(罫線は「なし」になる)
罫線を実線に設定し、[すべてを表示]を実行し、隠していた罫線を表示する
手順(塗り)
ライブペイントを使うことで、面になっていない領域を塗ることができます。
- 上部の面を下方向にドラッグコピーする
- [ダイレクト選択ツール]でオレンジ色の部分の罫線を選択し、[カット]する
- [同じ位置にペースト]を実行する
- 全体を選択し、[オブジェクト]メニューの[ライブペイント]→[作成]をクリック
- [塗り]のカラーを設定する(全体にカラーが適用される)
- [ライブペイントツール]を選択し、カラーを選択し、クリックして塗りを適用していく
同様に繰り返す
その他
次のようなアプローチもあります。
- 【Adobe Illustrator CC】立方体を描く方法 | エグウェブ.JP@福岡/WEBセミナー・分析・WEBサイト制作
- Illustrator 直方体の描き方 - 初心者のWEBデザイン
- 立体的な箱(立法体)をイラレで簡単に作成する方法解説 | How to ブログ実践
- 新規塗りと線を追加し、最初に考えてた色を付ける。できあがり。線の角の形状はラウンドを選ぶと線がトゲトゲしないで済みます。塗り色
追記(2019年4月23日):
コロ / イラレ職人さんのツイートを拝見していて、3D効果から行くのもアリだな、と。
#本日のイラレ #illustrator
— コロ / イラレ職人 (@coro46) April 22, 2019
アピアランスでテキスト追従ボックス風フレームのつくりかたー。 pic.twitter.com/utD9YNP1Yt
「線」ではなく「塗り」にアピアランスを設定する
[表面]に「ワイヤフレーム」を選択
アピアランスを分割すると、塗りではなく、罫線の集合になっている
「クリップグループ」の集合になっているため、クリッピングマスクを解除する
追記(2019年5月5日):
「分割されている線を連結する」操作ですが、直接であってもアンカーポイントが残ってしまいます。[ペンツール]でクリックしてもいいのですが、[パスの単純化]を使ってアクションを作成します。
- 連結
[パスの単純化]ダイアログボックスで[直線]オプションにチェックを付け、[角度のしきい値]を「180」度に設定
連結の追加
ただし、アクションには、なぜか[連結]を登録できないので、次のように操作します。
[アクション]パネルメニューから[メニュー項目を挿入…]をクリック
「連結」を入力して、[検索:]ボタンをクリック
アクションに登録されたら、順番を変更する