次のように見出しに下線を適用している段落スタイルがある。

「段落境界線」（後境界線）を使っているため、2行以上になると最終行にしか線が引かれない。

囲み罫を使う

段落の囲み罫を用い、［連続する囲み罫と背景色を同じ設定で結合］オプションをオフにする。

意識的に改行すれば、それぞれの行に罫線が生じるが、自動番号を使っているときに番号が進んでしまう。

下線

下線設定を使えば、改行を入れずに2行ともに罫線が生じるが次の問題が残る。

• 自動番号に下線が引かれない
• テキストのみしか引かれない

段落末尾に右インデント（shift + tabキー）を入れてもよいが面倒。

自動番号に文字スタイルを与えて解決できそうだが、自動番号に適用する文字スタイルに下線設定しても適用されない。

行スタイル

下線設定をした文字スタイルを作成し、行スタイルを適用する。

この際、1行だけのときには、次のようにダブってしまうため、囲み罫や段落境界線での下線はオフにする。

これでよさそうだけど、自動番号には適用されない…

段落境界線＋カスタム罫線

こういうときはInDesign Secretだよな〜と思って、探してみたら案の定ヒット。

• Underline Every Line of a Paragraph, All the Way to the Edges | CreativePro Network

Okay, I just thought of another (somewhat insane) method: Create a customized stripe.

（少しばかり狂ったやり方だけど、線種をカスタマイズする手があるよね）

まずは、こんな感じで新しい線種を作る。

段落境界線でこの線を選択し、線幅やオフセットを調節して適用すると…できた!!!

しかし、1行のときにも2本の罫線が生じてしまうので、別のスタイルとして運用する必要がある。

まとめ

総合的には「段落境界線＋カスタム罫線」かなー。