InDesign 2020で変わったこと

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2019年11月にInDesign 2020(15)がリリースされました。地味なようでいて、かなり手が入っています。

キーボードショートカット設定時の数字キー問題

これまで段落スタイルへのキーボードショートカットに数字キーを設定するにはテンキーを使う必要がありました。

そのため、従来あった*MacBookでは、キーボードショートカットでスタイルを適用できない*という問題が解消されました。

段間罫線(カラム罫線)

段組を設定しているとき、段間に罫線を設定できるようになりました。

[テキストフレーム設定]の[段落罫線]を設定できるようになりました。

  • 線の長さ:文字通り、線の長さを設定できます。相対指定はできず、テキストフレームから“どれだけ短くするか”を指定します。
  • 水平方向の位置:罫線を左右に移動します。使い道が想像できません…

角丸の問題の解消

20年以上、“いびつな”角丸でしたが、なぜか、このバージョンで解消されました。バンザイ!

囲み罫や背景色などでも同様です。

縦中横を適用したテキストへの下線設定

これまで縦中横を適用したテキストに下線を設定しても実装されませんでしたが、InDesign 2020から実装されるようになっています。

データ結合(機能強化)

[コンテンツ配置オプション]ダイアログボックスの[サイズ調整]に「既存のものを使用」が追加。それぞれのグラフィックフレームの[サイズ調整]オプションが保持されます。

区切り文字に「セミコロン(;)」が追加。従来は「タブ」と「カンマ」のみが使用可能。

コミュニティスクリプト

その他

  • バリアブルフォントのサポート
  • アプリケーションバーを非表示にできなくなった
  • SVG/SVGS形式の配置
  • ハイパーリンクパネルに、2つのタブ「アピアランス」および「アクセシビリティ」が追加されました。代替テキストは、「アクセシビリティ」タブの代替オプションで指定できます。

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