テンキーレスのMacBook Proのキーボードでテンキーを実現する
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fnキーを押しているとき、次のように入力できるようにKarabiner-Elementsを設定しました。
これに加え、日本語入力モードでも数字を半角入力できるように設定しています(+USキーボードではfn + `で「0」)。
Karabiner-Elementsでの設定方法
- jsonファイル(「numpad.json」)をダウンロードする
- Karabiner-Elementsを開き、「Misc」タブに切り替える
右下の[Open config folder (~/.config/karabiner)]ボタンをクリックする
「karabiner」フォルダーが開くのでダウンロードした「numpad.json」を「karabiner/assets/complex_modifications/」に入れる
[Complex modifications]タブに切り替え、左下の[Add rule]ボタンをクリック
「Fn+Number to KeyPad」を選択し、[Enable]ボタンをクリック
BetterTouchToolとの組み合わせ
右手のホームポジションから次のキーを入力できるようにしています。
- delete
- return
- 00(経理処理では重要)
こちら(および、カンマの入力)は、Karabiner-Elementsでは設定できないため、BetterTouchToolで設定しています。
- fn + Y:delete
- fn + H:return
- fn + N:00
正確には「fn + ,」は、ATOK利用時のみKarabiner-Elementsでの設定ができません。
- fn + , :,
tabキーも設定しておくとよいでしょう。
- fn + [ :tab
設定方法
「fn + N:00」の設定手順は次の通りです。
[キーボードショートカット]に「fn + N」を設定する
[カスタムテキストの挿入/入力/貼り付け]を選択し、「00」を設定する
Karabiner-Elementsの設定メーカー
Karabiner-Elementsのjsonファイルを生成するためのGoogle スプレッドシートを作りました(リンク先)。
[コピーを作成]で複製してお使いください。
経緯
かつてのMacBook Proのキーボードには、numlockモードがあり、F6キーを押すとuiojklキーがそれぞれ456123キーとして扱われるようになっていました。
Karabinerの[Fn+Number to KeyPad]を使うことで、fnキーを押しながら同様の挙動が実現できました。
Karabiner-Elementsでカスタマイズしていたものの進化系です。