Keyboard Maestroで画面をOCRする

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2年弱近く、したたか企画さんの「画面にOCRをかけて文字を抽出したい!」を利用させていただいていまして、それはそれは重宝しています。

正直、たいしたことないだろう…と高をくくっていましたが、0.5秒を積み上げろ さんの記事で取り上げられていたので試してみました。

Keyboard MaestroでのOCRの設定方法

OCRアクションの使い分け

「Image」セクションには、次の2つのアクションがあります。

  • OCR Image
  • OCR Screen

ドラッグした領域のスクリーンショットを撮影するアクションには「OCR Image」を利用します。

「OCR Screen」でもarea指定はできますが、ドラッグした領域を指定するには適切ではありません。

使いはじめる際に、日本語向けの「Training Data」をインストールする

Keyboard MaestroでOCRを使うには、日本語向けの「Training Data」が必要です。次の操作を使いはじめる下準備として一回だけ行う必要があります。

  1. [Select/Download Training Data]をクリック

  2. ポップアップメニューが開く

  3. 「Japanese(2.5MB)」を選択する

  4. [Download]ボタンをクリック

作成したマクロ

次のようなマクロを設定しました。

  1. スクリーンショットを撮影する
  2. Keyboard MaestroでOCRを実行
  3. 整形(改行を削除)
  4. 結果をウインドウに表示
  5. 1秒待って
  6. [OK]ボタンをクリック

screencaptureコマンド

screencapture -icは「選択範囲をクリップボードにコピーする」という意味です。

-icは次の2つのオプションの組み合わせ。

  • i:対話式モード
  • c:ファイルに保存せず、クリップボードに保存する

このほかのオプションについては、次のブログ記事などを参照してください。