ExcelでのMID関数を#KeyboardMaestroで実現する「Substring of Variable or Clipboard」アクション

この記事内の目次

Keyboard Maestroでの文字列操作に日々取り組んでいます。

ExcelでいうLEFT関数、MID関数、RIGHT関数はどうやって実装するんだろう?と探したところ、「Substring of Variable or Clipboard」アクションが見つかりました。

変数、またはクリップボードを対象に、まさに関数のように動きます。

次のオプションが用意されています。

  • to
  • from
  • last
  • range
  • from to
  • delete to
  • delete from
  • delete last
  • delete range
  • delete to from

ちょっとややこしいので、気合いを入れて調べてみました。「abcdefg」の文字列に対して実行した結果です。

natureAB結果意味備考
to2ab左から何文字left関数
from3bcdefg何文字目以降
last2fg左から数えて何文字目以降right関数
range32fg何文字目から何文字分mid関数
from to23bc左から何文字目内で、かつ、何文字目以降
delete to2cdefg左から何文字を削除
delete from3ab左から何文字以降を削除
delete last3abcd右から何文字を削除
delete range32abfg左から何文字以降、右から何文字以前を削除
delete to from22acdefg左から何文字目内で、かつ、何文字目以降を削除

次の3つだけおさえておけばよさそう。

  • to=left関数
  • last=right関数
  • range=mid関数

結果の確認

これまで「Display text」アクションで確認していたのですが、「Set Variable」で自分自身を参照すれば確認できることに気づきました。

ただし、マクロをRun(再生)させる必要があります。

関連記事