Path Finderを使い続けるかどうかの瀬戸際(Mojave → Big Surへの移行)

この記事内の目次

macOS Mojave(10.14)で踏ん張ってきましたが、アップデートを余儀なくされました。さすがにCC 2022をインストールできないのは困ります。

タイミングとしてはmacOS Montereyのリリース(2021年10月25日)ですが、そこはぐっとこらえて、枯れつつあるmacOS Big Sur(11)にアップデート。

10.15以降、動かないアプリケーション

macOS Mojave(10.14)にこだわっていたのは32bitアプリを動かすため。次のように日々使うアプリが動かなくなってしまいます。

  • QuickTime 7 Pro
  • Icon Exporter
  • Art View 3
  • Forever Save2
  • iPhoto

QuickTime 7 Proは「ジェットカット」を行う上で必須。これは痛い…

Path Finderの理由

Path FinderというFinderの代替アプリがあり、私(鷹野)は2016年から使っています。

「なぜ、Path Finderなのですか?」という質問をいただくのですが、正直、当たり前すぎてわからなくなってしまっていました。

Path Finder 7から10への移行のタイミングで「リスト表示でプレビューのカラムを表示できるようになったし、Finderでいいんじゃ…」と思いたち、使ってみたところ、やはりPath Finderでないとできないことが多々ありました。

  • カラーラベル
  • ソートの逆順
  • サイドバーのカラーアイコン
  • 最近使ったフォルダー
  • ブックマークバー(タイトルバーとは別によく使うアイテムを登録)
  • 高度なリネーム機能(正規表現)
  • リスト表示での行の高さの微調節
  • コンテキストメニューのカスタマイズ
  • コンテキストメニューに[シンボリックリンクを作成]を追加

スムーズにいかない「Path Finder 7 → Path Finder 10」

macOS Big Sur(11)でもPath Finder 7は動くのですが、ウィンドウが空白になってしまったり、何かとトラブる。そこで、仕方なくPath Finder 10にすることにしました。

8、9、10とアップデートしつつ、その度試してはみたものの、次のような問題があり、導入を躊躇してきました。

  • 作り込んだウィンドウの設定が突然クリアされる
  • Finderのサイドバーと連動しない(Path Finder 7はします)

前者に関しては、Webrandum – Webデザイナーの備忘録のサイトウさんによると「全然問題ない」とのことですので、ちょっと様子見するものの、後者は「Path Finderで設定したサイドバーのリストをOpen/Saveダイアログボックスで利用できない」という悲しい仕様。

Finderのカスタマイズ

Keyboard Maestroを使ってFinderのカスタマイズ