Photoshop 2020以降、GIFアニメーションは[別名で保存]で(も)書き出せるように
PhotoshopからGIFアニメーションを書き出す場合、これまでは[ファイル]メニューの[書き出し]→[Web用に保存(従来)]を利用していました。
[ファイル]メニューの[Web用に保存]が[書き出し]内に押し込まれ、互換性のために残されたカタチです。
Photoshop 2020では別名保存コマンドで書き出す
Photoshop 2020(2019年11月リリース)から、別名保存コマンドにてGIF形式を選択すると、GIFアニメーションとして書き出されるようになりました。
[フォーマット]に「GIF」を選択します。
[GIF保存]オプションでは“アニメーションで書き出せる”雰囲気はまったくありません…
[Web用に保存(従来)]は使えないの?
ちなみに、[Web用に保存(従来)]もまだ使えます。次の(明るい)箇所が丸ごと消えてしまっています…
繰り返しの設定は[タイムライン]パネルでよいのですが特に、サイズ変更が使えないのがキツいです。
近い将来、[Web用に保存(従来)]が消えてしまうときに備えて、ワークフローを見直すタイミングかもしれません。
アクションへの対応
アクションに記録可能です。
アドビ語
「ファイルはこの選択範囲と共にコピーとして保存する必要があります。」という機械翻訳みたいな文言が出てきます。
おそらく、次のような意味合いだと考えられます。
レイヤーは統合されるので、別名保存の前の状態をちゃんと残しておいた方がいいよ。
書き出し関連
- [複製を保存]はなくなりました
- [PNGとしてクイック書き出し]は、いまだアクションに登録できません。[メニュー項目を挿入…]を使ってもNG
PNGとしてクイック書き出しに関してはコチラを。