スクリーンショットの「ここを拡大!」の表現

この記事内の目次

以前、書いたこちらの記事では、

次のような表現(図版A)に取り組みました。

次のような表現方法(図版B)もあります。

画面全体の中での領域を特定しながら行うズーム表現

Illustratorのパネルのように、パネルそのものが独立していて、移動させることができる場合には、上のような表現で問題ありません。

一方、次のように(図版C)分割表示すると、ウィンドウ全体の中でのおおまかな位置を表現できません。

「図版B」的に表現する場合、“ズーム元”がわかりにくいという点で致命的です(図版D)。

そこで思い付くのが次の表現(図版E)や

このような表現(図版F)。

ある意味、常套手段というか、よく見る手法ですが、次のような問題があります。

  • 手間がかかる。図版Fは図版Eと比べるとさらに面倒
  • 画面の印象が煩雑になる(ぱっと見た目、ゴチャゴチャします)
  • 3箇所をズームしたい場合には、物理的に入りないかも
  • 図版Fだと、薄いオレンジ部分で隠れてしまう領域が生じる

ベストプラクティス

現状、最適解として次のような表現を考えました。

  • 手間がかからない
  • 画面の印象が煩雑にならない
  • 「ズーム元」もきちんと表現できる

次のようにはみ出していても、さほど不自然ではありません。

オマケ

白フチっぽい処理には[光彩(外側]効果を使っています。