Illustrator 2020(24.1)の不具合情報
この記事内の目次
外部アプリからテキストをコピー&ペーストすると文字化けする
次のような手順で日本語が文字化けします。
- 外部アプリ(ブラウザー、テキストエディター)などでテキストをコピーする
- Illustrator 2020(24.1)に切り替え、ペーストする
確認した環境は次のmacOS環境です。
- macOS Mojave(10.14)
- macOS Catalina(10.15)
macOS High Sierraでも再現すると、ご連絡をいただいています。
回避方法
文字ツールでクリックし、入力状態にしてからペーストします。
その他
Gorolib Designさんのスクリプト「選択、未選択に関係なくクリップボード内容を標準文字スタイルで貼り付けるスクリプト」を使ったときにも文字化けします。
こちらのスクリプトの「テキストを選択しているときは、クリップボード内容で入れ替え」が最強です。
単位をピクセルに設定しているときの[W]の値
線幅のない線の[W]が「0.00001px」のように表示されてしまいます。ただし、単位が「ピクセル」のときのみ。
んん? Illustrator 24.1 にアップデートしたら、垂直の線に「幅」が存在するようになったんだけど、うちの環境だけ? 水平線も孤立点も同じ。気持ち悪いなあ。
— 宮澤聖二|三階ラボ (@onthehead) March 11, 2020
ちなみに単位がセンチメートルとミリメートルのときは「0」のまま。スクリプトで内部のサイズ調べても「0」のまま。 pic.twitter.com/JNU46v2lde
新規ドキュメント内のサイズ
ドキュメントプロファイルの「プリント」を選択すると、端数が表示されてしまいます。
以前の「新規ドキュメント」インターフェイスでも同様です。
「白のオーバープリントを破棄」問題
[バックグラウンドで保存]オプションがオンのとき、「白のオーバープリントを破棄」が機能しない問題が完全に解決されていないようです。
mac 10.13.6
— モリオ (@moriwaty) March 9, 2020
Illustrator 2020 ver 24.1
にて確認。
特色名の問題は解消したものの、『白のオーバープリントを破棄』は相変わらずバックグラウンド保存では効いてない。
「バックグラウンドで保存」チェックオフ推奨は変わらず。
「バックグラウンドで保存」チェックオフ推奨は変わらず。 pic.twitter.com/ct3PEqxxeB
その他
慎重に確認した方がよさそう。
Illustratorを24.1にアップデートしてみたんだけど。
— 10more;) (@10moreideal) March 11, 2020
前バージョンのデータを開くとオブジェクトのサイズがズレてる!
更にアートボードサイズも微妙にズレてる。。。
入稿前にアップデートすべきじゃないね。#adobe #イラレ
追加(1)
複合シェイプの重ね技と行うとき、[中マド]が抜けなくなっています。
Illustrator 24 から「合体」させた複合シェイプで背面のオブジェクトを「中マド」できなくなったのが地味につらい。 pic.twitter.com/pwsj7hbaDs
— 宮澤聖二|三階ラボ (@onthehead) March 26, 2020
追加(2)
24.1というより、2020と2019以前との互換に関して。